「ホイアンはどこにあるの?」そんな疑問をお持ちではありませんか。ホイアンはベトナムのどこか、具体的には中部に位置する、古都ホイアンとして知られる世界遺産の港町です。この記事では、ホイアンへのアクセス方法や観光料金といった基本情報から、旧市街やかつての日本人街に点在する人気の観光名所、そして街の魅力まで、あなたの知りたい情報を網羅的に解説します。
一体どんなところなのか、旅行のベストシーズンや費用が安い時期はいつなのか、色鮮やかなランタン祭りやおすすめのモデルコース、散策に役立つ観光マップの情報まで、古都ホイアンの旅を最大限に楽しむための知識をまとめました。この記事を読めば、ホイアン旅行の計画がより具体的に、そしてスムーズに進むはずです。
記事のポイント
- ホイアンの正確な場所と具体的なアクセス方法
- 旧市街や人気観光スポットの見どころと料金体系
- 旅行に最適なベストシーズンと費用を抑えられる時期
- ランタン祭りやモデルコースなど観光プランのヒント
結局ホイアンはどこ?基本情報と魅力
ホイアンはベトナムのどこにある?
結論から言うと、ホイアンはベトナム中部のクアンナム省に属する、歴史ある美しい港町です。
地理的には、南北に長いベトナムの国土のほぼ中央に位置します。首都ハノイと南部の主要都市ホーチミンのどちらからも約800kmほどの距離にあり、ベトナムを縦断する旅行プランの経由地としても非常に人気があります。多くの旅行者は、ベトナム第3の都市であるダナンから南へ約30kmの距離にあるため、ダナンを空の玄関口として利用します。ダナンのリゾートエリアからは車で30分から40分程度と、気軽に日帰りでも訪れることができるアクセスの良さも特徴です。
また、街の発展に大きく寄与したのが、街中をゆったりと流れるトゥボン川です。この川を通じて東南アジアの海へと繋がっていたため、ホイアンはかつて海上交易の要衝として繁栄を極めました。現在でも川は街の象徴であり、人々の生活と文化に深く根付いています。
ホイアンの場所まとめ
- 国: ベトナム社会主義共和国
- 地方: 中部地方
- 省: クアンナム省
- 近隣の主要都市: ダナン(南へ約30km)
古都ホイアンはどんなところ?
ホイアンは、15世紀から19世紀にかけて「海のシルクロード」の中継地として、国際貿易の舞台で輝かしい歴史を刻んだ町です。その古い町並みは「古都ホイアン」として1999年にユネスコの世界文化遺産に登録されており、その理由は「東南アジアの貿易港の姿を15世紀から19世紀にかけての姿で、非常に高いレベルで保存している類いまれな例」とされています。
かつてこの港には、日本や中国、ポルトガル、オランダ、インドなどから多くの商船が訪れ、絹織物、陶磁器、香辛料といった品々が活発に取引されました。特に16世紀末から17世紀初頭の朱印船貿易時代には、最盛期で1,000人以上もの日本人が暮らす「日本人街」が形成され、日本との深いつながりを築きました。
ホイアンの街並みは、これら様々な国や地域の文化が融合して生まれた独特の景観を持っています。ベトナムの伝統的な建築様式をベースに、中国人商人が建てた色鮮やかな会館や寺院、そして日本人街の名残を感じさせる木造家屋が混在し、訪れる人々にノスタルジックでエキゾチックな印象を与えます。
世界遺産、古都ホイアンの魅力
古都ホイアンの魅力は、単に歴史的建造物が保存されている点に留まりません。多くの旅行者を惹きつけてやまない最大の魅力は、夕暮れ時から街を優しく照らし出す、色とりどりのランタンの灯りです。夜になると、旧市街のメインストリートであるチャンフー通りや、川沿いのバクダン通りに軒を連ねる店々が一斉にランタンを灯し、町全体が幻想的な光に包まれます。その光景は息をのむほど美しく、ロマンチックな雰囲気を醸し出します。
もう一つの大きな魅力は、そのコンパクトな街の造りにあります。旧市街の主要な見どころは徒歩圏内に集中しており、特別な計画を立てずとも、気の向くままに路地裏を散策するだけで新しい発見があります。黄色い壁の建物が続くグエンタイホック通りを歩いたり、トゥボン川を眺められるカフェで休憩したりと、自分だけのペースでゆったりと時間を過ごせるのが、ホイアンならではの贅沢と言えるでしょう。
東西の文化が混ざり合った建築様式をじっくり観察するのも楽しみ方の一つです。ベトナム、中国、そして日本のスタイルが絶妙に融合した家々を眺めていると、異国情緒の中にどこか懐かしさを感じることができ、不思議な心地よさに満たされます。
旅行のベストシーズンと安い時期
ホイアン旅行を最大限に楽しむためには、訪れる時期の選択が非常に重要です。気候や混雑度、費用を考慮して最適なプランを立てましょう。
ベストシーズン(乾季:2月~4月)
一般的に、ホイアンのベストシーズンは乾季にあたる2月から4月頃とされています。この時期は平均気温が25度前後と過ごしやすく、降水量も少ないため、街歩きには最適なコンディションです。空も晴れ渡ることが多く、黄色い壁の街並みが青空に映える美しい写真を撮ることができます。服装は日本の春や初夏のような軽装で快適に過ごせます。
暑季(5月~9月)
5月から9月にかけては気温が上昇し、日中は35度を超える日もあります。街歩きには帽子や日焼け止め、水分補給といった熱中症対策が欠かせません。一方で、この時期は近くのクアダイビーチやアンバンビーチで海水浴を楽しむには絶好のシーズンでもあります。リゾート滞在も組み合わせるなら、この時期もおすすめです。
注意が必要な雨季(10月~1月)
10月から1月、特に10月と11月は雨季のピークで、台風が接近することもあります。この時期は降雨量が多く、トゥボン川が増水して旧市街が冠水するリスクも考慮しなければなりません。実際に、多くの歴史的家屋には過去の洪水の水位が記録として残されています。ただし、このシーズンは観光客が減少するため、航空券や宿泊費が比較的安くなる傾向にあります。混雑を避け、費用を抑えたい場合は選択肢となりますが、悪天候の可能性は理解しておく必要があります。
主要な観光名所をマップで確認
ホイアン旧市街は見どころが凝縮されているため、事前に地図で位置関係を把握しておくと、散策が格段にスムーズになります。観光チケットを購入する際に、旧市街の入り口にあるチケットブースで日本語表記のある観光マップ(パンフレット)を入手することをおすすめします。
このマップには、チケットで見学できる22の文化財施設の場所が示されており、「5枚綴りのチケットをどの施設で使うか」という計画を立てるのに非常に役立ちます。また、主要な通りやレストラン、カフェなども記載されているため、街歩きのお供として重宝するでしょう。もしチケットブースで入手できなくても、市内のホテルやツアーデスクに置いてあることも多いので、ぜひ探してみてください。
もちろん、スマートフォンの地図アプリも非常に便利ですが、紙のマップを広げながら歩くと、自分が今どこにいて、次にどこへ向かうのかが直感的にわかり、旅の情緒も深まります。アナログな方法もぜひ試してみてください。
旧市街へのアクセス方法と観光料金
ホイアンには空港や鉄道の駅がないため、ほとんどの旅行者は近隣のダナンを経由してアクセスします。日本から訪れる場合は、まずダナン国際空港を目指しましょう。
ダナン市内や空港からホイアン旧市街までの主な移動手段は以下の通りです。
移動手段 | 所要時間(目安) | 料金(片道目安) | メリット・デメリット |
---|---|---|---|
タクシー/Grab | 約40分~50分 | 30万~50万VND | メリット: 最も早く快適。好きな場所で乗り降り可能。Grabなら事前に料金が確定し安心。 デメリット: 他の手段に比べ料金が高い。流しのタクシーは交渉が必要な場合も。 |
シャトルバス | 約45分~60分 | 無料~15万VND | メリット: 多くのホテルが運行しており、安価または無料で利用できる。安心感がある。 デメリット: 運行時間が決まっており、自由度が低い。事前の予約が必要な場合が多い。 |
路線バス | 約60分~90分 | 約3万VND | メリット: 料金が圧倒的に安い。現地の生活を体験できる。 デメリット:時間がかかり、乗り心地は期待できない。大きな荷物がある場合は不便。 |
旧市街の観光料金システムについて
ホイアン旧市街の通りを散策するだけの場合は無料ですが、来遠橋(日本橋)や歴史的な旧家、中国会館といった指定された文化財を見学するためには、共通の観光チケットの購入が必要です。このシステムを理解しておくことが、ホイアン観光をスムーズにする鍵となります。
- チケット料金: 120,000ドン(2025年現在のレートで約720円)
- 内容: チケットは5枚綴りになっており、指定された22カ所の文化財施設の中から、好きな5カ所を選んで入場する際に1枚ずつ使用します。
- 購入場所: 旧市街の各入り口付近に設置されているチケットブースで購入できます。
- 有効期限: チケットは滞在期間中有効で、1日で全て使い切る必要はありません。
このチケットは世界遺産である街並みを保存・維持するために活用されています。どの施設が対象かはチケット購入時にもらえるパンフレットで確認できます。なお、前述の通り、2023年5月から団体観光客に対しては旧市街への入場料が導入されましたが、個人旅行者が街を歩くだけの場合は、これまで通りチケットは不要です。
ホイアンはどこを巡る?おすすめ観光プラン
歴史が薫る旧市街と日本人街を散策
ホイアン観光の真髄は、世界遺産の旧市街を自分の足で歩き、その空気を肌で感じることです。鮮やかな黄色で塗られた壁、風に揺れるブーゲンビリアの花々、そして歴史の重みを感じさせる木造家屋が織りなす風景は、訪れる人々の心を捉えて離しません。
散策の中心に据えたいのが、かつて日本人商人が集まって暮らした「日本人街」の歴史です。17世紀、江戸幕府による鎖国政策によって日本人街は姿を消しましたが、その存在を今に伝える最も有名なシンボルが、街の西端に架かる来遠橋、通称「日本橋」です。この屋根付きの橋は、日本人街と中国人街を結ぶために架けられたと伝えられています。橋の両端には、申(さる)と戌(いぬ)の像が鎮座しており、これは申年に着工し戌年に完成したという説や、当時の日本人が信仰していた十二支の方角を守るためという説など、様々な由来が語られています。
来遠橋はベトナムの2万ドン紙幣にも描かれているほど、国を代表する歴史的建造物です。ただし、木造のため老朽化が進みやすく、定期的に修復工事が行われます。訪問の際は、橋が通行可能か、またその景観がどうなっているか、最新情報を確認しておくと良いでしょう。
必ず訪れたい人気でおすすめのスポット
ホイアン旧市街には、観光チケットで入場できる見どころが数多く存在します。その中でも、特に訪れる価値のある人気のスポットを詳しくご紹介します。
フーンフンの家 (Phung Hung Old House)
来遠橋のすぐ西側にある、約200年の歴史を持つ貿易商人の邸宅です。建築様式はベトナム、中国、日本の文化が巧みに融合しており、1階の土壁はベトナム式、柱や扉は中華式、そして2階の屋根の構造には日本式の特徴が見られます。内部では、洪水時に1階の荷物を2階へ引き上げるための吹き抜けなど、水辺の町ならではの生活の知恵を垣間見ることができます。2階のバルコニーからは、活気ある通りの様子を一望でき、絶好の写真スポットにもなっています。
福建会館 (Fujian Assembly Hall)
数ある中国会館の中でも、ひときわ豪華で規模が大きいことで知られています。福建省出身の華僑たちの同郷会兼寺院として建設されました。精巧な彫刻が施されたピンク色の三関門をくぐると、航海の安全を守る女神「天后聖母」を祀る色鮮やかな本殿が現れます。境内には、子宝にご利益があるとされる女神や、三国志の英雄・関羽なども祀られており、見どころが豊富です。天井から吊るされた巨大な渦巻き状の線香は、約2週間も燃え続けると言われ、圧巻の光景です。
タンキーの家 (Tan Ky Old House)
ホイアンで最も美しい古民家の一つと称される、約200年前に建てられた商人の家です。7代にわたって子孫が家を守り続けており、現在も生活の場として使われています。内部は、硬くて丈夫な鉄木をはじめとする貴重な木材がふんだんに使われ、壁や柱には見事な螺鈿(らでん)細工が施されています。日本の建築様式である梁(はり)と桁(けた)の組み合わせや、中国風の文字が刻まれた装飾など、多文化が調和した空間は一見の価値があります。
幻想的なランタン祭りを体験
ホイアンの夜の魅力を最大限に味わえるのが、毎月旧暦14日の夜に開催される「ランタン祭り」です。この特別な夜には、旧市街の家々や商店の電灯が全て消され、街はランタンの柔らかく幻想的な光だけで照らし出されます。普段の賑やかな夜とは一変し、静かでロマンチックな雰囲気が街全体を支配します。まるで数百年の時を遡ったかのような、非日常的な体験ができます。
祭りのハイライトの一つが、トゥボン川で行われる灯籠流しです。多くの人々が、願い事を込めて蓮の花をかたどった灯籠を川面に浮かべます。無数の灯籠がゆらゆらと流れていく光景は、息をのむほど美しく、心に残る思い出となるでしょう。灯籠は川沿いを歩く売り子さんから、1万~2万ドン程度で購入できます。ぜひ、旅の安全や大切な人への想いを込めて、参加してみてはいかがでしょうか。
ランタン祭りの日程は、西暦のカレンダーとは異なるため注意が必要です。旅行の日程を組む際に、旧暦の14日がいつにあたるかを事前に調べておくと、この特別な夜に合わせて滞在を計画できますよ。
1日で満喫できるモデルコース
見どころがコンパクトにまとまっているホイアンは、1日でも十分にその魅力を満喫できます。効率よく楽しむためのモデルコースの一例をご紹介しますので、プランニングの参考にしてください。
ホイアン満喫1日モデルコース
- 10:00~: 旧市街に到着。チケットブースで観光チケットとマップを入手し、まずは「来遠橋(日本橋)」へ。橋を渡り、周辺の「フーンフンの家」や「タンキーの家」など、歴史的建造物を見学します。
- 12:30~: 昼食の時間。「ホイアン市場」の活気あるフードコートでローカルグルメに挑戦するか、旧市街のレストランでホイアン三大名物(カオラウ、ホワイトローズ、揚げワンタン)を味わいます。
- 14:00~: 午後は「福建会館」などの中国会館を見学。その後は、チャンフー通りやグエンタイホック通りでお土産探し。刺繍製品や革製品、オーダーメイドの洋服店などを巡るのも楽しいです。
- 16:00~: 歩き疲れたら、トゥボン川沿いのカフェで一休み。川を行き交う小舟を眺めながら、ベトナムコーヒーを味わうのもおすすめです。
- 17:30~: 夕暮れ時にトゥボン川のボートクルーズへ。船上から眺めるサンセットと、徐々にランタンが灯り始める街の風景は格別です。
- 19:00~: 「ナイトマーケット」を散策。無数のランタンが輝く下で、雑貨を見たり、屋台のスイーツをつまんだり。その後、川沿いのレストランでディナーを楽しみ、ホイアンの夜を締めくくります。
これはあくまで一例です。ご自身の興味やペースに合わせて、訪れる場所や時間を自由に入れ替えて、オリジナルのホイアン滞在を楽しんでください。
美しいビーチリゾートも観光の選択肢
「古都」という歴史的なイメージが強いホイアンですが、実は美しいビーチを持つリゾート地としての一面も兼ね備えています。旧市街の喧騒から少し離れて、のんびりとした時間を過ごしたい方には最適です。
旧市街から東へ車で約15分ほどの場所にあるクアダイビーチは、かつてはホイアンを代表する美しいビーチでした。近年は海岸浸食の影響も指摘されていますが、穏やかな雰囲気は健在です。より活気があり、欧米からの観光客に人気なのが、クアダイビーチの少し北に位置するアンバンビーチです。こちらにはお洒落なビーチクラブやレストランが軒を連ね、リゾート気分を存分に味わうことができます。
「午前中は旧市街を散策し、午後はビーチでリラックスする」といった、歴史観光とリゾートステイを組み合わせたハイブリッドな滞在が可能なのも、ホイアンの大きな魅力と言えるでしょう。
チャム島への日帰り旅行も可能
もし時間に余裕があれば、ホイアンから少し足を延ばして、沖合に浮かぶチャム島への日帰り旅行も非常におすすめです。手つかずの豊かな自然が残るこの島は、ユネスコの生物圏保護区にも指定されています。
ホイアンのクアダイビーチ近くの船着き場からスピードボートに乗れば、約20~30分で到着します。チャム島の最大の魅力は、その透明度の高い海です。色とりどりのサンゴ礁や熱帯魚が生息しており、シュノーケリングやダイビングの絶好のスポットとして人気を集めています。ホイアン市内の多くのツアーデスクで日帰りツアーが催行されており、送迎、船、ランチ、シュノーケリングセットなどが含まれているため、手軽に参加できます。
島内には素朴な漁村が広がり、新鮮なシーフードを味わえる食堂もあります。旧市街の歴史的な雰囲気とはまた違った、ベトナムののどかな自然を満喫したい方にはぴったりの場所です。
伝統工芸に触れるキムボン村とタンハー村
ホイアンの文化や人々の暮らしをより深く理解したいなら、周辺に点在する伝統工芸の村を訪れてみるのも良い体験になります。
キムボン村(木彫り)
トゥボン川の中州にあり、旧市街からフェリーやボートで簡単に渡ることができます。この村は古くから木彫り工芸で知られ、ホイアンの歴史的建造物の多くも、この村の職人たちの手によって手掛けられたと言われています。村を散策すると、工房から木を彫る音が聞こえてきたり、精巧な彫刻が施された家具や仏像、土産物などを見学したりすることができます。
タンハー村(陶器)
旧市街から西へ約3km、自転車でもアクセス可能な距離にある、素朴な陶器作りの村です。赤土を使った温かみのある陶器が特徴で、村のあちこちで大小さまざまな壺や皿が天日干しされている光景は、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。一部の工房では、ろくろを回して陶器作りを体験することも可能です。自分で作った器は、旅の最高の記念になるでしょう(ただし、作品の焼き上がりと受け取りには数日かかります)。
これらの村へは、自転車をレンタルして自力で巡るのも楽しいですが、道に迷うのが心配な方や、効率よく両方の村を訪れたい方は、現地のツアーを利用するのが便利です。
概略:ホイアンはどこ?見どころからモデルコース、ランタン祭りまで完全網羅のまとめ
この記事では、ホイアンの場所から魅力、具体的な観光プランまでを解説しました。最後に、重要なポイントをリストで振り返ります。