海外旅行やアジアへの渡航時、インターネットの安全な利用方法や情報収集の手段について悩む人は少なくありません。海外でセキュリティ上の課題を解決し、安心してインターネットを利用するには、信頼性の高いVPNの活用が不可欠です。
今回の記事では、海外旅行でVPNが必要とされる理由・メリット・デメリット・最適なサービスの選び方をまとめました。さらに、コストパフォーマンスと通信速度に優れたNordVPNの特徴や使い方もあわせて紹介します。
本記事を読めば、あなたの旅行スタイルに最適なVPNが明確になり、安全で快適なインターネット環境を簡単に構築できます。まずはVPNが海外旅行で果たす役割への理解を深め、日本の動画やコンテンツを渡航先で楽しめる環境を手に入れましょう。
海外・アジア旅行で必要なVPNとは
海外やアジア諸国への旅行においてVPNは安全な通信環境を構築し、地理的な制約を受けずに情報を集めるために必須です。
VPN(Virtual Private Network)とは、インターネット上に仮想的な暗号化されたトンネルを作る技術です。第三者からの通信内容の盗聴や改ざんを阻止し、高いセキュリティとプライバシー保護を実現できます。
旅行先で利用するホテルやカフェの公共Wi-Fiの一部は通信が暗号化されておらず、情報漏えいの危険性があります。悪意を持つ第三者が同じネットワークに接続した場合、あなたの通信データが傍受され個人情報が盗まれる可能性は否定できません。しかし、VPNを利用すると通信がすべて暗号化されるため、情報漏えいのリスクを大幅に軽減できるのが大きなメリットです。
さらに、アジアの一部の国では政府による厳しいインターネット検閲が存在し、特定コンテンツへのアクセスが制限されています。たとえば、中国ではGoogle・Yahoo!・YouTube、X・Facebookなどの主要なサービスが利用できません。ところが、VPNを用いて通信の発信元を別の国に偽装すれば、検閲システムを回避して自由に情報へアクセスできるのです。
VPN接続はいつ使う?海外で必要とされるシーン
海外旅行でVPNが必要とされるシーンについて、以下の表にわかりやすくまとめました。
必要とされるシーン | 詳細 |
公共Wi-Fi利用時 | カフェ・空港・ホテルなど不特定多数が利用するネットワークで、通信を暗号化して情報漏えいを防ぐ |
インターネット検閲が厳しい国 | 中国・トルコ・ロシアなど特定のサイトやSNSが制限される国でアクセスを可能にする |
海外から日本のサービス利用 | 日本版Netflix・Amazonプライムビデオや銀行・行政サイトなど日本国内限定サービスに接続する |
仕事でのリモートアクセス | 社内システムや業務データに安全にアクセスする |
個人情報保護が必要な場面 | IPアドレスや位置情報を第三者から隠したい |
ほかに、航空券やホテルの予約サイトでは、ユーザーの国籍によって価格が変動するシステムを採用している場合があります。VPNで物価が安い国のサーバーからアクセスすると、より有利な条件で予約やサブスクリプションの契約が可能です。
海外・アジア旅行でVPNを利用するメリット
海外・アジア旅行でVPNを利用するメリットは、以下のとおりです。
- インターネットの検閲を回避
- 公共Wi-Fiのセキュリティを向上
- 海外から日本のコンテンツにアクセス
- 個人情報の保護
渡航先での検閲回避・公共Wi-Fiの安全対策・プライバシー保護の観点から、信頼性の高いVPNの活用をおすすめします。
インターネットの検閲を回避
アジアの一部の国では政府がインターネットを検閲しており、VPNの利用は情報へのアクセスを確保するために重要な手段です。
たとえば、中国では政府が不適切と判断した国外のWebサイトやSNSへの接続を遮断するシステムが実際に稼働しています。インターネットが検閲される環境下では、日本で日常的に使うGoogle検索やLINEといったサービスが一切利用できません。
VPNは利用者のインターネット通信を暗号化し、海外サーバーを経由して検閲システムの回避が可能です。一例をあげると、日本のVPNサーバーに接続すれば、国内からインターネットを利用しているかのように見せかけられます。
表現の自由が制限される国へ渡航するときには、プライバシー保護や安全保障の観点からもVPNは不可欠です。現地での円滑な情報収集とコミュニケーションのため、渡航前に信頼できるVPNサービスを契約しておきましょう。
公共Wi-Fiのセキュリティを向上
公共Wi-Fiの利用時に情報漏えいを防ぎ、個人情報を保護するうえで、VPNによるセキュリティレベルの向上はかかせません。
旅行者が頻繁に利用する公共Wi-Fiは高い利便性を持つ一方、一部では深刻なセキュリティ上のリスクを内包しています。たとえば、空港やホテルなど一部の公共Wi-Fiでは通信が暗号化されておらず、盗聴リスクを否定できません。
中間者攻撃と呼ばれる手法では、攻撃者が偽のWi-Fiアクセスポイントを設置し利用者の誤った接続を待ち構えます。一度接続してしまうと、利用者が送受信する全データが攻撃者を通過するため、あらゆる情報が盗まれてしまうのです。
VPNはデバイスとインターネットの間に暗号化された安全なトンネルを構築し、中間者攻撃のような脅威へ対抗できます。海外で公共Wi-Fiを利用するときは必ずVPNに接続する習慣をつけ、自身のデジタル資産を確実に保護してください。
海外から日本のコンテンツにアクセス
VPNを活用すれば、海外滞在中でも日本限定で配信されている動画配信サービスやWebコンテンツにアクセスできます。VPNが持つ地域制限を回避する技術によって、海外旅行や長期滞在中でも日本のエンターテイメントを楽しめるのです。
多くの動画配信サービスはコンテンツの放映権に基づき、特定の国からのアクセスのみを許可する仕組みを採用しています。たとえば、日本のNetflixやTVerで配信中のドラマやアニメの多くは、日本国外からの視聴がブロックされる設定です。
しかし、VPNで日本サーバーを経由すると、あなたのデバイスのIPアドレスは国内からのアクセスとして認識されます。結果として各種サービスはあなたを日本国内のユーザーと判断し、通常どおりコンテンツの視聴ができます。
個人情報の保護
VPNは通信を暗号化するだけでなく利用者の匿名性を高め、オンライン上でのプライバシーを保護できます。
インターネットに接続すると、あなたのIPアドレスから大まかな現在地などの情報がわかる状態になってしまいます。Webサイトや広告業者はIPアドレスから把握できる情報を使い、あなたの行動を追跡し、個人プロファイルを作成するのです。
一方、VPNを利用すると経由したVPNサーバーのIPアドレスに置き換えられ、個人の情報を特定できません。さらに、あなたが契約するインターネットサービスプロバイダでさえ、あなたの接続先を把握するのが困難となります。
海外・アジア旅行でVPNを利用するデメリット
海外・アジア旅行でVPNを利用するデメリットは、以下のとおりです。
- 通信速度の低下
- 国によっては利用禁止
- コスト負担
- バッテリー消費の増加
通信速度の低下やコスト負担などのデメリットを理解し、渡航先の規制や自分の利用環境を確認したうえでVPNを選びましょう。
通信速度の低下
VPNを利用するうえで、通信速度がもとの状態より低下する傾向にあるのがもっとも大きなデメリットです。通信データを暗号化し、物理的に離れたサーバーを経由するというVPNの基本的な仕組みが、速度低下の原因です。
たとえば、アジアの旅行先から日本のサーバーへ接続する場合、データは日本と滞在国との間を往復しなければなりません。さらに、データの暗号化・復号化の処理にも時間を要するため、通常の接続と比較して遅延が発生しやすくなります。
また、多くの利用者が特定のサーバーに集中すると回線が混雑し、割り当てられる通信帯域が狭くなる可能性もあります。快適なインターネット接続を維持したいなら、通信速度に定評のあるVPNサービスを選ぶのが大切です。
国によっては利用禁止
渡航先の国や地域によっては、VPNの使用自体が法律で禁止されている場合があるため事前の確認が不可欠です。
渡航先の法律を把握せずにVPNを利用した場合、意図せず法的なトラブルに巻き込まれる危険性もあります。一部の国では、政府が国民のインターネット利用を厳しく監視しており、検閲を回避できるVPNの存在を問題視しているからです。
具体例として、中国では政府の承認を得ていないVPNの使用は違法と見なされる可能性があり注意が必要です。さらに、ベラルーシや北朝鮮などではVPNの使用が禁止されており、違反者には罰金などの処罰が科される恐れがあります。
安全かつ快適に旅行を楽しむためにも、渡航前には必ず現地のVPNに関する法規制を調査しておきましょう。
コスト負担
高い性能を誇る有料VPNを利用するためには、月額または年額の利用料金というコストの負担が発生します。有料VPNは世界中に多数の高速サーバー網を構築し、最新の暗号化技術を提供するために継続的な投資を行っているからです。
一方、無料のVPNサービスも存在しますが、セキュリティ上の懸念や機能制限があり個人情報保護の観点から推奨できません。
無料VPNのなかには、運営費用を利用者の閲覧履歴といった個人情報を第三者に販売して捻出するサービスも存在します。安全なインターネット利用という本来の目的を達成するには、信頼できる有料VPNを選ぶのが賢明な判断です。
バッテリー消費の増加
スマートフォンやノートパソコンでVPNを利用すると、通常時よりもバッテリーの消費量が多くなるのがデメリットです。VPNがバックグラウンドでつねに稼働し、データ処理でCPUに負荷をかけ続けるために消費量が増えるのです。
とくに、「地図アプリを使いながら移動」「動画を長時間ストリーミング」などでバッテリーの減りが速く感じられます。充電できる場所が限られる外出時には、セキュリティが求められる場面でのみVPNを有効にするなどの工夫が求められます。
国内・海外問わず無料VPNは危険性が高い
国内や海外を問わず、無料VPNは情報漏えいやマルウェア感染といったリスクが伴うため、使用を避けるべきです。
多くの無料VPN事業者はサーバーの維持費などを賄うため、通信記録や個人情報を第三者に販売して収益を得ているからです。また、セキュリティ対策に十分なコストをかけておらず、暗号化が不十分なケースも少なくありません。
オーストラリアの政府系研究機関「CSIRO」などによると、75%の無料VPNアプリがユーザー情報を追跡していました。また、38%にはマルウェアが検出され、18%はそもそも暗号化すらされていないという結果になりました。
重大な懸念のある無料VPNは、セキュリティを向上させるどころかマルウェア感染のリスクすらあります。どうしてもコストなしに利用したいなら、有料VPNが提供している無料プランの利用がもっともおすすめです。
参考:ACM「An Analysis of the Privacy and Security Risks of Android VPN Permission-enabled Apps」
海外・アジア旅行で使えるVPNの選び方
海外・アジア旅行で使えるVPNの選び方は、以下のとおりです。
- サーバー数・設置国数
- 通信速度・安定性
- セキュリティ機能
- 対応デバイスの種類
- 日本語対応とサポート体制
- 料金
- VPN以外の付加機能
サーバー設置国・通信速度・セキュリティ機能などで比較検討し、自分の旅行スタイルにあうVPNを選びましょう。
サーバー数・設置国数
海外旅行で利用するVPNを選ぶとき、サーバーの数と設置国数は通信の快適さと利便性を左右する重要な判断材料です。
サーバーの総数が多いほど1人のユーザーが利用するサーバーへの負荷が分散され、安定した通信速度を維持しやすくなります。多くの人が同時に接続する時間帯でも、サーバーの選択肢が豊富にあれば混雑を避けて快適な速度の維持が可能です。
また、海外から日本の動画配信サービスを利用したいのであれば、国内にサーバーが設置されているVPNを選ぶ必要があります。目当ての国にサーバーが設置されているかどうか、あらかじめ公式サイトから確認しておきましょう。
通信速度・安定性
通信速度と接続の安定性は、ストレスなく快適にVPN接続するうえでもっとも重要な要素のひとつです。
VPNは通信を暗号化し別のサーバーを経由させる仕組みのため、ある程度の速度低下は避けられないのが実情です。しかし、技術力の高いVPNサービスは、速度低下を最小限に抑えるための独自の工夫を凝らしています。
通信速度に影響を与える要因は、サーバーの物理的な距離・性能・混雑具合・使用される通信プロトコルの種類です。とくに各社が独自に開発した最新のプロトコルは、従来と比べて高速かつ安全な通信を実現しているのが特徴です。
動画配信サービスやオンラインゲームを快適に楽しみたいのであれば、高速プロトコルに対応したVPNが適しています。多くの有料VPNサービスでは返金保証制度が設けられているため、実際の使用感を試してから継続を判断しましょう。
セキュリティ機能
VPNサービスを選ぶときには、どのようなセキュリティ機能が搭載されているかをあらかじめ確認しましょう。
まず、現在もっとも強固とされる暗号化方式「AES-256」への対応は、信頼できるVPNの最低条件です。くわえて、利用者のオンライン活動の記録を一切保持しないという「ノーログポリシー」の遵守も極めて重要です。
ログがなければ、万が一VPNサーバーが第三者機関に調査されても、個人の活動履歴が外部に漏れる心配がありません。VPNが予期せず切断されたときに、接続全体を遮断して情報漏えいを防ぐ「キルスイッチ」の有無も確認すべきです。
対応デバイスの種類
旅行中に使用するデバイスはスマートフォンだけとは限らず、ノートパソコンやタブレットなど多岐にわたります。
そのため、VPNサービスのデバイスの対応範囲と同時接続可能台数を事前に確認しておくのが重要です。主要なVPNサービスのほとんどは、各種OS向けの専用アプリを提供しており簡単な操作で利用を開始できます。
同時接続台数は数台程度から無制限まで、VPNサービスによってさまざまですが、多いに越したことはありません。同時接続台数に余裕があれば、家族や友人とアカウントを共有して利用できるため、経済的にもお得です。
もしルーターにVPNを設定できるのであれば、LAN内のデバイスをまとめて保護できるという利点もあります。
日本語対応とサポート体制
VPNの設定や利用中になんらかの問題が発生した場合、スムーズに解決できるかどうかはサポート体制の充実度にかかっています。海外製のVPNサービスが多いため、公式サイト・アプリ・カスタマーサポートの日本語対応は重要な判断基準です。
サポート形式はメールのほか、リアルタイムで問題を解決できる24時間対応のライブチャットを提供しているVPNもあります。時差のある海外旅行中には、いつでもすぐに相談できるライブチャットは非常に心強い存在となるはずです。
また、豊富な情報がまとめられた日本語のFAQページや、設定方法を解説したガイドが用意されているかも確認しておきましょう。
料金
VPNサービスの料金は、提供される機能・セキュリティレベル・契約期間によって大きく変動します。
一般的に1か月ごとの短期契約よりも、1年や2年といった長期契約のほうが月額あたりの料金は大幅に割安になります。「年に何度も海外へ行く機会がある」「日常的にVPNを利用したい」といった場合は、長期プランを検討しましょう。
なお、無料VPNは「通信速度が遅い」「接続が不安定」「データ量に厳しい制限がある」といったケースがほとんどです。快適に利用したいなら有料VPNに申し込み、30日間返金保証などを活用して使い勝手を試すのがおすすめです。
VPN以外の付加機能
基本的な機能にくわえて、オンラインセキュリティを総合的に高めるさまざまな付加機能を提供するVPNが増えています。付加機能を活用すれば、複数のセキュリティツールを個別に導入する手間とコストを削減し、幅広い脅威からデバイスを守れます。
有料VPNが提供する代表的な付加機能について、以下の表にまとめました。
機能名 | 機能の内容(端的に) |
キルスイッチ | VPN接続が切れた際に通信を遮断して情報漏えいを防ぐ |
スプリット・トンネリング | 特定アプリやサイトだけVPN経由にして、それ以外は通常回線を使う |
ダブルVPN | 複数サーバーを経由して通信を二重に暗号化する |
広告・トラッカーのブロック | Web広告や追跡スクリプトを遮断し、プライバシーを強化 |
DNSリーク保護 | DNS情報が外部に漏れないよう独自サーバーで保護 |
ダークウェブモニター | 個人情報流出がダークウェブで検知された際に通知 |
マルウェア・フィッシング対策 | 有害サイトや不正アクセスを検知・ブロック |
どういった機能が提供されているのかを公式サイトで確認し、自分の使い方に適したVPNサービスを選びましょう。
海外・アジア旅行での個人利用におすすめ!NordVPN
料金(税込み) | 2年プラン:370円/月 1年プラン:620円/月 1か月プラン:1,620円/月 |
サーバー数/国数 | 7,400台以上/118か国 |
ノーログポリシー | ◯ |
通信速度 | ◯ |
同時接続台数 | 10台 |
カスタマーサポート | 365日24時間対応 公式サイト・アプリが日本語対応 メール・ライブチャット |
公式サイト | https://nordvpn.com/ja/ |
NordVPNは強力に通信を暗号化し、第三者によるデータの盗み見を未然に防いで安全な通信を確保します。また、強固なセキュリティ・業界トップクラスの通信速度・手ごろな価格などが理由で、ユーザーから大きな支持を得ています。
世界中に7,400台以上のサーバーを設置しており、設置国数も118か国と規模が大きく、信頼性の高いVPNサービスです。独自プロトコルを採用しており、通信速度が業界トップクラスとの口コミ・評判も多く、高い人気を得ています。
海外・アジア旅行で快適なインターネット環境を手に入れるなら、コストパフォーマンスの高いNordVPNがおすすめです。
NordVPNの契約の流れ・使い方
NordVPNの利用開始までの手続きは非常にシンプルで、専門的な知識がない人でも数分で完了させられます。契約からアプリのインストール、VPN接続までの流れは以下のとおりです。
- NordVPN公式サイトにアクセス
- メールアドレスとパスワードを登録してアカウントを作成
- プランを選択して決済を完了
- 専用アプリをダウンロード・インストール
- アプリを起動してログイン
- 接続したい国やサーバーを選択
- 「接続」ボタンを押してVPN接続を開始
NordVPNが提供するクレジットカードを含めた多様な決済方法は、以下のとおりです。
- クレジットカード
- 暗号資産
- PayPal
- Sofort
- プリペイドカード
- iTunes
- Google Pay
NordVPNの強力な付加機能
NordVPNは通常のVPNだけでなく、デバイスのセキュリティを強化するさまざまな付加機能を提供しています。NordVPNで利用できる多様な付加機能について、以下の表にまとめました。
機能名 | 概要 |
脅威対策 | マルウェア・トラッカー・広告などの脅威をブロック |
メッシュネットワーク | 暗号化されたプライベートネットワークを作成し、自分のデバイス同士でファイル共有や共同作業が可能 |
ダークウェブモニター | アカウント情報の漏えいを監視して通知 |
固定IP | 固定IPを利用し特定のサービスやネットワークに安定アクセス |
次世代暗号化 | 最新の暗号方式で通信を強力に保護 |
ダブルVPN | 通信を二重のVPNサーバー経由で中継し、セキュリティを強化 |
キルスイッチ | VPN切断時に通信を遮断し、IP漏えいを防止 |
DNSリーク防止 | DNSリクエストの漏えいを防止 |
Onion over VPN | VPNとTorを組み合わせて匿名性を強化 |
NordVPNの対応デバイス・OS
NordVPNが対応しているデバイスやOSを、以下の表にまとめました。
デバイス・プラットフォーム | OS・バージョンなど |
Windows | Windows 10 64-bit・Windows 11 |
macOS | macOS 12 Monterey 以降・macOS 13 Ventura・macOS 14 Sonoma・macOS 15 Sequoia |
Linux | Debian 11 以降・Ubuntu 20.04 以降・Linux Mint 21 以降・Fedora 32 以降・Raspberry Pi OS |
Android | Android 9 以上 |
iOS・iPadOS | iOS 15.0 以上 |
ブラウザ拡張 | Chrome・Firefox・Edge |
TV・ストリーミング | Android TV・Fire TV Stick |
各デバイスでのNordVPNの設定方法は、詳しく解説されている「VPNの設定方法」を参照してください。
NordVPNは現在普及している主要なデバイスとOSのほとんどに対応しており、最大10台のデバイスを同時に保護可能です。スマートフォンとパソコンなど複数のデバイスを旅行に持って行く場合でも、まとめてセキュリティ対策を施せます。
また、NordVPNの専用アプリをインストールするため、デバイスごとに異なる設定方法で悩む必要はありません。どのようなデバイスでも手軽かつ簡単にVPNを利用できるのが、NordVPNの大きな魅力のひとつです。
海外・アジア旅行でのVPN利用に関するよくある質問
海外・アジア旅行でのVPN利用に関するよくある質問は、以下のとおりです。
- 短期間の海外旅行にVPNは必要?
- VPNを海外で利用すると通信料があがる?
VPNの必要性や通信料についてあらかじめ疑問を解消し、海外旅行で快適なインターネット環境を実現しましょう。
短期間の海外旅行にVPNは必要?
数日間の短い海外旅行であっても、セキュリティの確保と自由なインターネットアクセスのためにVPNは必要です。滞在期間の長短とは関係なく、一度でもセキュリティの甘い公共Wi-Fiに接続してしまうと情報漏えいリスクが発生します。
くわえて、中国などの検閲が厳しい国へ渡航する場合、VPNがなければLINEやGoogleマップなどが使えません。また、移動時間やホテルの部屋で日本の動画配信サービスを楽しみたい場合も、期間に関係なくVPNは必須となります。
VPNを海外で利用すると通信料があがる?
VPNの利用はデータ使用量をわずかに増加させますが、通信料金には直接影響はしません。通信料金は、あくまで利用者が契約しているモバイルデータプランによって決定されるからです。
ただし、高額になりがちなスマートフォンの国際データローミングを、従量課金制で利用している場合は注意が必要です。高額なデータローミングを避け、渡航先で利用できるプリペイドSIMなどを事前に準備するのをおすすめします。
海外・アジア旅行で安全なインターネット環境をVPNで構築!
海外旅行でとくにアジア諸国を訪れるときには、安全な通信環境を構築して情報収集の制約をなくすためにVPNが非常に重要です。ホテルやカフェの公共Wi-Fiの一部はセキュリティが脆弱なため、情報漏えいリスク軽減にVPNが推奨されます。
また、一部の国ではインターネット検閲で特定コンテンツに接続できませんが、VPNを使えば自由にアクセス可能です。くわえて、海外からでは視聴できない日本の動画配信サービスも、VPNで日本サーバーを経由すれば楽しめます。
あなたの旅行スタイルに適したVPNサービスを事前に契約し、海外での安全で快適なデジタル体験を実現してください。